幼稚園遊具補修(ケヤキ丸太トンネル)
今回は以前当社が納めさせて頂いた幼稚園の丸太遊具の補修です。
ケヤキの大木の中身をくりぬいてトンネルに加工してあります。
全体を防腐材で補修してありますが、やはり年月の経過と共に
上面の雨や日光の当たる部分には
干割れや、水溜りによる腐りなどが発生してしまいます。
しかしどの割れや腐りも表面部分だけで、中心のトンネル部分
にまで貫通した穴はありませんでした。
今回の補修内容は上面の割れや腐りが目立つ部分を下(地面)側に向けて
雨風の影響の余り出ていない部分を上面に向ける
「ひっくり返し」加工をすることになりました。
頭でイメージすることはとても簡単ですが、相手は中身はくり抜かれていても
ケヤキの大木です。人間の力ではどうにもならない重さです。
さらに現在の丸太はそのまま地面においてあるだけではもちろんありません、
これもどっしりとした台座を丸太の形に合うように削り込み座りをよくしてさらには
しっかりとボルトでケヤキを固定してあります。
これをひっくり返すには到底人間の力では不可能です。
その為、重機を使い一度吊るして大型のトラックに乗せ当社工場に運び加工を行います。
加工も一度台座を取り外し、ひっくりかえしてさらに台座にもう一度固定し直しますが、
元々は下面の凹凸に合わせて削りこんである為、上面の凹凸に合わせて
再度削り直す必要があります。何度も合わせては吊るしの作業を行い低い部分には
新たに作った枕を台座に取り付ける作業を行います。
何とか一日かけて加工が完了し、再度重機で吊るし搬入します。

無事完成です。最初のイメージ通り見事に「ひっくりかえって」います。

台座には新たに作った楔で隙間を埋めて頑丈に固定してあります。
再度表面を塗装して腐りや割れの防止も行いました。
これでまたこのケヤキトンネルで園児さんが楽しく遊んでもらえれば幸いです。
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